神道は多数の神様がいる多神教です。そして日本に数多く存在する神社では、それぞれ独自に敬う神様が存在します。そんな中でも2つの特別な神社があります。それが「伊勢神宮」と「出雲大社」です。
伊勢神宮
三重県伊勢市にあるこの「伊勢神宮」は、正式名称を「神宮」といいます。日本全国で地名の付かないただの「神宮」と呼ばれるのはここだけです。「天照大御神」と「豊受大御神」の2柱を祀り、三種の神器の一つ「八咫の鏡」もここに祀られています。「天照大御神」は、天皇家の祖先と言われていて、天皇家と繋がりの深い神社です。
出雲大社
島根県出雲市にある「出雲大社」は、旧暦10月に全国から八百万の神が集まり、万事を決めると言われる神社です。「大国主命」を祀り、本殿内には皇室のものですら入れない仕来りになっています。