黒住教という名前をご存知の方はそれほど多くないかもしれません。何か変な宗教と勘違いする方もいらっしゃると思います。しかしそうではありません。
神道から派生した宗教
黒住教は、神道から派生した日本古来の伝統に根ざす宗教です。開祖の黒住宗忠は、現在の岡山県にある今村宮に使える神職の者でした。彼の興したこの宗派は、幕末の同時期に起きた他の神道系宗派と合わせて「神道十三派」と呼ばれ、明治政府によって行政上公認されていました。
このサイトでは黒住教と、その源流となった神道についてご案内していきたいと思います。また日本の文化に神道がどれほど根差しているか、という事についても触れていきます。